ひとり句会:冬

このごろは豆喰い切れず鬼やらい
このごろはまめくいきれずおにやらい
さすがにねぇ、喰えたもんじゃないです。○0粒も。


焚火囲いあちらとこちら二人称
たきびかこいあちらとこちらににんしょう
「焚火して呼びあう声や二人称」改メ。


かじかめる指折り数え豆いくつ
かじかめるゆびおりかぞえまめいくつ


空ッ風くちびる切れる事惜しく
からッかぜくちびるきれることおしく


冬灯しその日参道に飴買いに
ふゆともしそのひさんどうにあめかいに
初大師。


いま空港へ降りてゆくかな冬銀河
いまくうこうをおりてくるかなふゆぎんが
関空ー羽田便が減便されるそうで。もう関係ないけど。