2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとり句会:夏(2009)

花粉病みて次は目を病む五月かな はなやみてつぎはめをやむさつきかな そのまんま。 夏めくや手持ち無沙汰のカーディガン なつやくやてもちぶさたのカーディガン にわかあめ濡れていいわと花ざくろ にわかあめぬれていいわとはなざくろ どれだけスランプなん…

ひとり句会:夏(2009)

春惜しむようにコートを抱いている はるおしむようにコートをだいている 【推敲】惜しむように春コートを抱いている 去り難いほどだったかな春の雨 さりがたいほどだったかなはるのあめ 煙草に雨じっとしている遅日かな たばこにあめじっとしているちじつか…

ひとり句会:春(2009)

受胎せぬ腹出してをり朝寝かな 句会にて御大どもより総スカンを喰らう、の句。 しゃぼんだま橋の上へと二歩、三歩 しゃぼんだまはしのうえへとにほ、さんぽ 「師へ」と但書きはしたものの。

ひとり句会:春(2009)

目に映る風のやうにも初燕 めにうつるかぜのようにもはつつばめ 目覚めても目覚めぬふりで夏霞 めざめてもめざめぬふりでなつがすみ まさに春眠。 春尽くや我が意のままに粘土揉む はるつくやわがいのままにねんどもむ 菊練り、ですね。

ひとり句会:春(2009)

またひとつ忌日の増えて五月かな またひとついみびのふえてさつきかな Dedicated to 忌野清志郎さま。R.I.P.