ひとり句会:冬

風花というプレゼントあり睦月
かざばなというプレゼントありむつき
昨日のあられもない沈みっぷりから一転。


新雪にブーツ半分ほど埋まり
しんせつにブーツはんぶんほどうまり


草色のコート拳を解かぬひと
くさいろのコートこぶしをとかぬひと


半処女の胸の白さや冬の月
はんしょじょのむねのしろさやふゆのつき
半処女……いるのかね。