2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第382回 浮気句会

つま先の濡れた心地や牡丹の芽 つまさきのぬれたここちやぼたんのめ 牡丹の芽を覗き込むためにぬかるみにつま先を突っ込んだ訳。 人知れぬ高低差あり猫の恋 ひとしれぬこうていさありねこのこい 春泥や前髪さわり飛び越えよ しゅんでいやまえがみさわりとび…

第381回 浮気句会

春服にふわりと羽のようなもの はるふくにふわりとはねのようなもの 押入れにもの云わぬ子や紙の雛 おしいれにものいわぬこやかみのひな H師ゴメン、ちょっと借りた(笑)。 石蹴れば寂しきこころ春の月 いしければさびしきこころはるのつき