ひとり句会:夏
笑い顔を思い出せずに月見草
わらいがおをおもいだせずにつきみそう
きみ帰郷空豆茹でて待ち申す
きみききょうそらまめゆでてまちもうす
蚕豆の莢に溢るる可愛さよ
そらまめのさやにあふるるかわいさよ
天花粉赤子に戻りゆく我ぞ
てんかふんあかごにもどりゆくわれぞ
「ぞ」じゃなくても「よ」でよかったかな。
ひとり寝の言い訳いくつ籠枕
ひとりねのいいわけいくつかごまくら
ま、ひとり寝るのは寝るのじゃないですから(言い訳)。
恋の夜はくらげになってしまいけり
こいのよはくらげになってしまいけり
とろけるほどにバカっぽい(笑)。
夏怒濤波乗りと波訊いている
なつどとうなみのりとなみきいている
波乗り句もまだ続いてるのです。