第382回 浮気句会

つま先の濡れた心地や牡丹の芽
つまさきのぬれたここちやぼたんのめ
牡丹の芽を覗き込むためにぬかるみにつま先を突っ込んだ訳。


人知れぬ高低差あり猫の恋
ひとしれぬこうていさありねこのこい


春泥や前髪さわり飛び越えよ
しゅんでいやまえがみさわりとびこえよ