2009-06-21 ひとり句会:夏(2009) あじさいの降らず照らずや空の色 あじさいのふらずてらずやそらのいろ 久しぶりに「ふたり句会」、徹夜明けの朝詠み。 手足伸ぶひとに言えない朝寝かな てあしのぶひとにいえないあさねかな 夫ならぬひと駅に居て夏至の朝 つまならぬひとえきにいてげしのあさ 「木の葉のスケッチ」の、「夏、声かけないバージョン」ってね。 あじさいや乳房の重み疎ましく ああじさいやちぶさのおもみうとましく 雨の中、あじさいが自重でゆさゆさしているのを見て。