2008-10-01 ひとり句会:秋 竜胆の色濃くありて寂しかり りんどうのいろこくありてさびしかり 別れてのち初めて泣いて野分かな わかれてのちはじめてないてのわけかな 月曇り皿割り箸折り酒零し つきくもりさらわりはしおりさけこぼし 月高く狗尾草は踏みゆけり つきたかくえのころぐさはふみゆけり 秋風に火屋の煙の寝そべりて あきかぜにかやのけむりのねそべりて