2008-08-05 ひとり句会:夏 西日さすさっきからもの言わぬ首 にしびさすさっきからものいわぬくび 鮎ほども身を曲げられて焙られて あゆほどもみをまげられてあぶられて 糠に茄子うずめて夜はひとりで寝 ぬかになすうずめてよるはひとりでね (Mの流産を見舞う) 咲くほどに実は二つ三つ花石榴 さくほどにみはふたつみつはなざくろ 夕立や胸乳漲る心地して ゆうだちやみなぢみなぎるここちして