2008-05-17 ひとり句会:夏 余花の身で揺れてしまえり路地の朝 よかのみでゆれてしまえりろじのあさ 「余花の身」か……そうなりたい、ひっそりと。 生温いトマトかむ歯の白さかな なまぬるいトマトかむはのしろさかな 羽田空港冷えた背越しに遠雷す エアポートひえたせごしにえんらいす 誰の背が冷えているかは不問のこと。